サイトマップ 講義3
ロスカット計算のやり方
ロスカット計算は、FX取引の為替リスク管理上、とても重要なことです。
ロスカット計算とは何でしょうか。以下のような仮定を元に説明します。
★資産合計: 預託金100万円
★ポジション: 米ドル/円、10万通貨、買い持ち
★保有時レート: 1ドル=100円
★取引保証金: 2万円/1万通貨
★ロスカット条件: 有効保有額が取引保証金の50%を下回る
ロスカット条件の有効保有額というのは、預託金+評価損益のことです。
※ロスカットについては「ロスカットとは」を見てもらえば詳しく説明してあります。
ロスカットを計算するためには、★マークの項目を調べて把握しておかなくてはなりません。
さて、現在のレートは、1ドル=95円とします。
いくらレートが下がると、ロスカットになるでしょうか?この答えを計算するのが、ロスカット計算です。
いくら下がるとロスカットになりますか?
では、計算してみましょう。
(1)有効保有額の計算
有効保有額は、FX取引画面に表示されますので、自分で計算する必要はまずありません。ですが、一応計算方法を知っておくと便利でしょう。
ポジションを保有した時から、現時点ではレートが動きますので、評価損益が発生します。
まず評価損益を計算します。
現在レート1ドル=95円とした場合ですから、この時点で、5円分の評価損があります。
10万通貨の買いポジションなので、10万×5円=50万円の評価損です。
よって、有効保有額は、50万円(=預託金100万円-評価損50万円)です。
(2)ロスカットになる有効保有額
有効保有額がいくらになると、ロスカットになるかを計算します。
取引保証金は、20万円(=2万円×10万通貨)です。
ロスカットは、有効保有額10万円(=20万円の50%※)を下回ると発生します。
※ロスカット条件は口座や設定により変わります。ご自分の場合はどうなのか正確に調べてください。
(3)損失額がどれだけ増えるとロスカットになるか計算
さきほどロスカットになる有効保有額が10万円だとわかりました。
現時点での有効保有額は50万円ですから、あと40万円(=50万円-10万円)損すると、ロスカットです。
40万円損するには、為替レートが「いくら下がる」必要があるでしょうか?
あと40万円損する時のレートは?それがロスカットレート
(4)レートがいくら下がるとロスカットになるか
ロスカットになる損失額(この場合40万円)を保有ポジションの通貨量で割れば、計算できます。
40万円損するには、4円(=40万円÷10万通貨)レートが下がる必要があります。
(5)レートが何円の時ロスカットか
4円下がった時のレートは、91円(=95円-4円)です。
よって、ロスカット計算の結果は、1ドル=91円です。
FX取引を行う上で、自分のポジションのロスカットレートを把握することは、最低限度のリスク管理です。
これができないと、レバレッジを管理することはできません。
次は、「」です。
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