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財政は破綻しないが日本経済はハイパーインフレ
日本経済には先行き暗い噂(うわさ)ばかりです。
なかでも日本経済破綻論は有名です。(関連ページ:)
あまりにも悲観的な意見がおおいせいか、「そんなことはない。実は心配いらないのだ」という論も多く出てきています。
例えば、三橋貴明 著「本当はヤバくない日本経済 破綻を望む面妖な人々
」や、藤沢数希氏のブログ「金融日記」http://blog.livedoor.jp/kazu_fujisawa/archives/51596567.html に象徴的です。
これらの記事をみると、日本経済は破綻しないから安心だな、と思うかもしれません。
しかし、安心ではないのです。
注意して読めば分かるように、この論は、ハイパーインフレが発生するから日本経済は破綻しないと述べているのです。
日本財政は破綻せずとも
日本国債は、円建て債なので、ヤバくなったら「輪転機を回せばいい」(お金を刷る)という論理です。
確かに破綻しようがないわけです。
しかし、お金がたくさん出回ることになるので、インフレになります。しかもハイパーインフレになるでしょう。
ハイパーインフレになれば、借金は棒引きされますから、借り手が得になります。
貸し手は損します。
貸し手とは、国債の購入者や、銀行預金者です。
銀行預金者が、なぜ貸し手なのかというと、銀行は国債を買っているからです。銀行は預金者の預金で国債を購入しています。
つまり円資産をもつ一般的な日本国民が大損するのです。インフレとは円の価値が下落することです。ハイパーインフレでは大暴落します。100万円が10万円くらいの価値しかなくなることもありえます。
ハイパーインフレによる資産減価を防ぐには
日本財政破たん論では、『為替市場で円売りが進み、ものすごい円安になる。急激な円安はハイパーインフレを起こす』といいます。
日本財政破綻しない論では、『お金を刷り続ければ、ハイパーインフレが借金を棒引きにする』といいます。
日本財政が破綻しようとしまいと、どちらにしろ日本はハイパーインフレがやってくるわけです。
(現実にはどうなるか分かりませんが…。)
木村剛氏も著書「投資戦略の発想法〈2010〉
」において「ハイパーインフレへの懸念」を指摘しています。彼は、ハイパーインフレが起こると予言しているわけではなく、その可能性があるならば対処をしておく必要があるだろうといいます。
もし、ハイパーインフレがやってきたらどうしますか。
ハイパーインフレから資産を守るには、外貨資産を保有する必要があります。
「円」は減価しますが、外貨は減価しないからです。
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